蛇のひと <WOWOW> 3/7

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WOWOWのシナリオ大賞受賞作のドラマ化作品である。

確かに新鮮味がある脚本だ。まず、失踪する男のキャラクターがいい。自分の関わった人たちが、なぜか不幸になっていく。それを願っているわけではないのに。また、義太夫という馴染みのない世界の描写も面白い。

ストーリー展開もいい。どのように進んでいくのか、まったく読めない。そのうちに徐々に男のことが分かっていく。そして、それを追う部下の女性の心情もうまく描かれている。

しかし、この作品を味わい深いものにしたのは、森淳一監督に手腕にほかならない。思わせぶりな映像で見せるのでもなく、かといって説明的もない。生活感がありながらも、どこか寓話のようでもある。この映像スタイルは絶妙だ。

ただし、ラストはちょっともの足りない。ひとひねり欲しかった。


星:★★★

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このページは、たきのとしかずが2010年3月 8日 14:53に書いた記事です。

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