2010年4月アーカイブ


旬な役者の瑛太と上野樹里がダブル主演の青春ドラマということで、ちょっと期待して見た。

しかし、ふたりの関係はかなり昔のドラマを思い起こす。好きかどうかはよく分からない、しかしちょっと相手のことが気になる。視聴者をやきもきさせるパターンだ。

男性=草食、女性=肉食といわれる昨今の風潮を取り入れろとは言わないまでも、ここまで古い男女の描き方だと、さすがに現代の恋愛とはかけ離れ過ぎている。

カメラマン、教師、編集者、営業マンという職業も古い感じ。また、瑛太のアパートも昔のトレンディドラマに出てきそうなセットだ。電飾でやたらきれいにデコレートした公園もしかり。

ツイッターも登場するが、多くの人が楽しんでツイッターの使い方とも違っている。無理して物語に入れたという気がする。

今後の展開はどうなるか分からないが、このままではつなまらくなりそうだ。


北川悦吏子には、もう現代の恋愛ドラマは書けないのだろうか。


星:★


刑事ものは比較的視聴率が取れやすいジャンルだ。今回も未解決事件とモチーフにして新鮮味を出そうとしている。

しかし、この発想は米国ドラマの「コールドケース」からなのだろう。作りがそっくりだ。
ただ、この2作品の絶対的な違いは、「コールドケース」のほうが当時の事件をかなり生々しく再現しているのに対し、「絶対零度」のほうがワイドショーの再現ドラマ程度の安作りだという点。

「コールドケース」ではヒット曲やカルチャーなど、当時の雰囲気を絶妙に表現している。その場面を見るだけでもとても楽しい。

さらに、上戸彩演じる新米刑事が主役というのも、事件が持つドラマ性を薄めている。作品に深みが感じされないのだ。

上戸彩は、彼女の魅力をもっと発揮した別のドラマに出演してほしい。


星:★


映画版が公開されるからだとはいえ、いまさらスピンオフドラマとは、ちょっと遅すぎるのではないか、と思い第1回を見た。

しかし、これがなかなか面白い。スピンオフだから当たり前だが、登場人物のキャラクターが立っていて、物語もそこそこ楽しめる。このテイストは「トリック」ならではだ。

特に今回は鈴木浩介がいい味を出している。沈着冷静だが、どこか人間味があり、笑いも誘う。そして、次々と謎を解いていく。主演の生瀬勝久より、彼を見ていたほうが楽しい。

ただ、ドラマ全体としては、キャストの魅力、ストーリー展開など、パワー不足は否めない。


星:★★

 


読売テレビの深夜枠のドラマといえば、「木下部長とボク」「猿ロック」などの軽いノリのものを思い浮かべるが、こちらもまさにマンガ原作のようなタッチの作品。

この何となくスベっているような笑いは、なるほど、脚本が福田雄一だからだ。

「猿ロック」といい「東京DOGS」といい、彼の笑いのセンスは好きになれない。単に趣味の問題ではなく、笑いのレベルが大げさでコミック調なのだ。もっと突き抜けていれば別だが、そこまでではない。

タッチは正反対だが、加藤ローサ主演ドラマということでいえば、「女帝」のほうが気持ちよく笑える。


星:★

臨場 <テレビ朝日> 4/7・第1回

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「チーム・バチスタ2」と同様、こちらもPart2。

主要なキャストは前作と同じ。作風も変わらない。このあたりは「相棒」と同じ手法だ。出演者や物語の設定を同じにすることにより視聴者に安心感を与え、物語や演出の面白さで勝負ということなのだろう。

第一回は警察官の謎の死にまつわる物語。警察官だけにとどまらず、別の事件も絡んできて、前作よりスケールアップした感がある。

ただし、内野聖陽演じる検死官は、相変わらず破天荒さと、その反対の繊細さを持つキャラクターで、かなり魅力的だ。「俺のとは違うなあ」という決めセリフも、見る者のカタルシスをさそう。

安心感とマンネリは表裏一体だが、まだまだこのドラマは楽しめそうだ。いずれにしてもエピソードの面白さと、サスペンスと人情もののさじ加減に今後も期待したい。


星:★★


前回の「チーム・バチスタ」も全話見てしまったが、やはり医療ドラマには惹かれるものがある。

しかし、今回は前作のような犯人捜しのドラマではない。しかし、初回からサスペンスタッチであることは間違いない。

今回のキーパーソンとなるのは、西島秀俊演じる謎の多い医師。何となく悪いイメージがあるものの、どうやらそれだけではなさそうだ。

このドラマが今後面白くなっていくかどうかは、この医師の描写とそれに関わる人物の描き方にある。また、どれだけ興味深いエピソードを入れられるかにある。

いずれにしても、前作とは違ったテイストがあり、今後が楽しみなドラマである。

ただし、カンファレンスシーンは「Dr.HOUSE」にそっくり。まあ、仕方ないか。


星:★★

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