ドラマとしての完成度はかなり高い。
役者の演技や、セリフのやり取りは実に迫力があり、緊張感を持続させた演出も素晴らしい。現実感がよく出ているロケーションもいい。
ただ、被害者、加害者の家族の心境は、やはりよく分からない。だから、最後まで登場人物に感情移入はできなかった。
このドラマの一番の立役者は、脚本の坂元裕二だ。絶妙な展開を見せるそのストーリーテリングや、セリフ1つ1つは実に見事だ。「東京ラブストーリー」から彼の脚本を知っている者からすれば、その成長ぶりには目を見張るものがある。
星:★★★