2010年07~09月連ドラの最近の記事


藤原紀香主演ということで、正直言って半信半疑で見始めた。藤原は確かに華はあるが、役者としての魅力はあまり感じられないからだ。

やはり、証券会社に勤めるやり手のキャリアウーマンが登場し、そしてマネーゲーム。土曜ドラマらしい社会派かと思いきや、実はそちらのほうはサブのストーリーであった。


第1回から競走馬との出会いがあり、その馬との話がふくらんでいく。命を救ってくれたサラブレッドの子馬に入れ込み、やがてその馬主へ。

物語は、マネーゲームの話もそうだが、出来過ぎの感じがある。最後もスポーツもののラストを見ているようだ。正直言って深みがない。

しかし、毎回早く見たいと思ったのは、やはり馬の魅力だろうか。どんどん強くなっている姿は、やはり胸を打つ。そして、宇津井健演じる、調教師との関係もなかなか感動的だ。

その描写に勇気をもらえた作品であることは確かだ。

やはりこれはスポーツドラマなのだろう。


星:★★★

 


「娼婦と淑女」にハマッていて、終了後も番組予約が続いていたので、ついつい最初から最後まで見てしまった。

昼ドラといえば、ドロドロとした愛憎劇が多いというイメージだが、こちらは180度違う社会派ともいえる作品だ。

それぞれに暗い過去を持つ少年少女たちが登場するのだが、懸命に生きようとしている姿が何とも清々しい。描き方がステレオタイプ的だった面もあるが、現代の子どもたちリアルな一面がドラマで見事に表現されていた。

放送の最終週、タイトルコールで「明日の光をつかめ」という肉声が聞こえてきたのも感動的だった。


星:★★★

 


深夜の放送ながら、ユニークな物語と笑いのテイストが魅力的だった「時効警察」。そのの主演のオダギリ・ジョーと脚本・監督を務めた三木聡が再びコンビを組んだのがこの作品だ。

確かに今回も、シュールな笑いと先が読めないストーリーが見どころだ。ただ、今回は物語がかなり壮大で、その謎解きにすんなりと入っていけない。

もう少し分かりやすい展開にしてもいいのではないか。そのほうが、この笑いのテイストも生きてくる。


星:★★

 


直球の恋愛ドラマは、確かに「月9」らしい。主演もノリにのっている嵐の「松本潤」と話題性も十分だ。

しかし、なぜ2世俳優なのだろうか。そして、なぜ子持ちの年上女性に恋をするのだろうか。意外性を求めての設定なのだろうが、やはりちょっと狙い過ぎの感がある。

もう少し現実的に、そしてもう少しロマンチックに。月9にはそんなドラマを望みたい。


星:★

 

GM 踊れドクター <TBS> 7/18・第1回

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ある程度の視聴率が取れる医療ドラマに、いかに新鮮味を加えるか。
その答えが、「踊る医者」という設定だ。

確かに医療シーンは緊張感がある。けど、徐々に本当の病名にたどり着くパターンはアメリカのドラマ「Dr.HOUSE」と同じだ。

さらにダンスのシーンを含めたコミカルなシーンが、作品全体のテイストをぼやけたものにしている。

「グレイズ・アナトミー」のようにコメディと医療ドラマがバランスよく融合した物語は、なかなか難しいようだ。


星:★

 


マンガが原作ならここまではじけていて、遊んでくれると、『あっぱれ』と言いたくなる。

しかし、主人公がごく普通のアラサーな男性で、等身大な描写がベースになっているため、妙な現実感もある。自宅を含めロケの場所も、身近な東京の雰囲気をよく表している。

そのあたりのバランスが実に優れている。笑いのセンスもなかなかよい。

最近重たいテーマのドラマが多かった森山未來も、久しぶりにはじけていて良い。

このペースで最後まで突っ走ってほしい。


星:★★★

 


刑事ものと医療もの。最近視聴率が取れるのはこの2つだ。

この作品の主人公も刑事。しかし、ちょっと違うのは、法で裁くことができない悪人に、自ら鉄槌を下すという点。

確かに意外性のある設定で、作品全体に緊張感もある。俳優たちの演技もしっかりとしている。

ただ、キャラクターの魅力が今ひとつ乏しい。また、物語に深みというか、グっと引きつける強さを第1回では感じることができなかった。その2つを今後注目していきたい。


星:★★

 


ここ数年の映画では多いが、ここまで真っ向勝負な青春ドラマは最近のテレビでは珍しい。

難病もののと聞くと見る気がなくなるが、この作品は主人公を愛する青年やその友人たちがきちんと描かれていて、青春期ならではの恋模様がまっすぐに綴られている。

主演の吉高由里子は、ちょっとエキセントリックさが強いのが気になるが、複雑な心境を見事に表現している。

しかし、それ以上にいいのが林遣都。演技がすごいという訳ではないが、そのたたずまいが魅力的だ。等身大の若者といえばそれで済まされるかもしれないが、それ以上の爽やかな雰囲気を醸し出している。この重い物語にあって、彼の存在はそよ風のようだ。ナレーションもなかなか味わい深い。

しかし、こんな切ない思い、今の若者にはきちんと届いているのだろうか。

星:★★★

 


天才詐欺師が高校の教師になる。マンガが原作のドラマだけあって、物語はかなり唐突だ。
それだけに、このドラマの見どころは、各エピソードの面白さと、高校生役に扮する新人俳優の発掘だ。

最初のエピソードは、学校裏ネットなどを使って他人を襲撃する映像を撮影している愉快犯の事件。その高校生に対する「ハンマーセッション」なる"おしおき?"が見どころになる。

ところが、肝心のハンマーセッションに迫力はなく、エピソードもやや平凡だ。

しかし、速水もこみちは意外と役にハマっているし、高校生役のい俳優にも期待できそうな人がいそうな予感がする。

意外と拾いモノのドラマかも。


星:★★

 

うぬぼれ刑事 <TBS> 7/9・第1回

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長瀬智也と宮藤官九郎のコンビといえば「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」が思い浮かぶ。両作品ともかなり面白いドラマだ。

「流星の絆」とは違い、この作品は宮藤官九郎の完全オリジナル。物語はもちろん、台詞1つ1つにクドカンワールドが満ちあふれている。ちょっとしたシーンにも、思わずクスっと笑ってしまう。

ただ、犯罪者に逮捕状と婚姻届を差し出すという、毎回同じのパターンは少々疑問だ。もっと物語に広がりがほしいし、長瀬智也の役どころにもシズル感が足りない。

ちょっと先が不安に思える第1回だった。


星:★★

 

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